団子状態。トラックによる特に高速走行時における団子状態

高速道路ではよく目にするにする団子状況です

走行車線を走っている車を追い越す為に追い越し車線に入ったところ、追い越し車線を走っている先頭車両が追い越しに時間がかかっていて団子状態にあり自分が黒塗りの位置にある時の”危険性”と”対処策”を考えてみましょう。

危険性事例

高速走行をしているにも関わらず車間距離がかなり縮まっている状態が続いています。おそらくこの内の何台かはイライラ感を募らせているのでは無いかと言う推測も立ちます。ここで不十分な車間距離(アウトサイドゾーン)とイライラ感(インサイドゾーン)のゾーンが出来上がっています。もし走行車線の先頭を走っている車両が何らかの事情で隣の車と接触事故を起こした場合、確実に玉突き事故の当事者になります。

対処策事例

一旦、走行車線へ入って十分な車間距離とスペース空間の取れる位置まで下がって待ちます。そして追い越し車線がすっきり流れる状態になったところで再び追い越し車線に入って速やかに追い越しを完了させます。

車間距離と群衆心理の関係について

”これって安全運転?” の項で、高速上の走行車線での前方車両との車間距離を極端に縮めて走行しているドライバーの心理を探りましたが、今回は追い越し車線での車間距離不足(特に団子状態)の心理について考えて行きましょう。団子状態になるのはイライラが原因だと言う事が "危険性事例" で分かりました。今回はこれをもっと掘り下げて考えて見ましょう。
運転中イライラや焦りを覚えた時、何故人は車間距離を縮めたがるのでしょうか?
これは動物が本来持って生まれた本能の一つである "群衆心理" が大きく関係していると思われます。人間と言う生き物が全くの一人で生きて行く道は殆どありません。大なり小なりのグループ単位で仕事をしたり生活をしたりします。それが家族であったり会社の仲間であったりします。
何かのアクシデントで突然そのグループから離されて一人になった時、
人は不安や恐怖、焦りと言った感情を覚えます。そしてまたグループに入る又は戻る事によって安心します。本来この群衆心理は人間社会にとって良い事です。ところがこと車を運転すると言う事になるとこれが全く正反対の結果に作用します。
特に追越し車線を走っている時に車間距離が縮まる傾向にあります。
自分が思うスピードで流れていても前の車両との車間距離が開けば一人だけ取り残された様な(群れから離された様な)感じを受けそれが不安感に変わります。そして前の車両との車間距離を縮めること(群れに戻ること)によって安心感が生まれます。
又追越し車線を走るのは、先を急ぎたいからと言う心理が隠されています。
にも拘らず追い越し車線の先の方でゆっくり走っている車両があり、思うスピードが出せなくなった時に人はイライラします。そしてそのイライラを解消したいと言う心理が働きます。この時本能に任せていると群衆心理が優先されイライラを解消する為(安心感を得る為)に車間距離を縮めると言う結果に結びつきます。そして人間の本能である以上、この現象に陥るのは自分ひとりではありません。前や後ろを走っている車両が同じ状態に陥ります。これが特に高速道路に於ける ”団子状態の正体” ではないでしょうか?

車間距離をとりましょう

車間距離の不足は特に高速道路では重大な事故をおこす原因の一つである。故に車間距離を十分に取りましょうとは車社会が出来た頭初から言われてきた事であります。しかしながら一向に無くならないのは群衆心理が働いているからではないでしょうか?この根本的な原因にメスを入れない限りこれから先も永久的に車間距離不足が無くなる道理は成り立ちません。これを根底から改善するには人間の本能に打ち勝てる方法を使わなければなりません。

人間の本能に打ち勝てる方法とは?

ズバリ "良い知恵" です。そしてこの良い知恵を運転に取り入れる必要があります。


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