運転,特性。トラック・各地域における運転の際の特性や共通点

特に中長距離を走っているドライバーは、その土地に於ける走り方の癖とか慣習をどれだけ把握していますか?

東京と大阪を例にご説明致しましょう。東京では車線変更の際、ウインカーを出せばほとんど入れてくれます。合流地点では本線を走っている車両がわざわざ減速してスペースを空けて入れてくれます。東京の人がこれらをする理由のひとつはマナーだからです。東京の人は、一般に決まりごとやマナーは大事に考えます。もう一つの理由は特に首都高速では重大な事故の原因になっているからです。首都高速でのラジオの事故情報を聞いていると他府県ナンバーのそれもトラックが原因の事故がかなり起きています。東京での慣習を理解してそれに従っていれば事故はかなり防げます。

もうひとつ東京と大阪の大きな違いがあります

東京へ行く機会の多いドライバーと話をする度に聞いてみたのですが、これに気付いていたドライバーはごく僅かでした。大阪に比べて東京の方が一般道で時速約5キロメートル程、高速で約10キロメートル程流れているときの速度が速い。これもよそから来たドライバーが東京で事故を起こす要因の一つになっている様な気がします。又首都高速では朝の9時ごろから12時頃までのトラックがらみの事故が非常に多く発生します。
考えられる原因は、
かなり無理な運行をして現地へ無事にたどり着き荷おろしを完了させます。この時点でドライバーは荷物を遅延無く降ろし終えた事によりほっと一安心します。そしてその状態のまま積み地へ向かいます。このときドライバーの中では既に安堵感のゾーンが発生しています。居眠りの条件は揃いました。この状況でたまたま次の積み地へ行くのに首都高速を利用する必要があり高速を走っている時間帯がこれにあたります。
心理作用と状況設定の出来上がり。
感覚がふらついた状態での運行に加え、狭い道幅でカーブが多い、それに追い討ちをかけるようにペースが10キロメートル程速い。完全にリズムが狂った状態でいつもと同じ様に慣習を無視した車線変更や追い越しをする。これで事故が起きない方が不思議でしょう。

地域慣習把握の重要性

その土地の慣習がわかっていなければ事故につながる可能性が高くなる事を肝に銘じておきましょう。

補 足

静岡県下では
特に高速道路では一般車両が追い越し車線を走行の際、走行車線の動向をよく確認しながら走行しています。そして走行車線の流れを見ながら追い越しのために走行車線から自車の前に割り込んでくる可能性があれば前もって察知しあらかじめスピードを緩めて追い越し車両と自車両の安全な車間距離を前もって確保する車両を多く見かけます。
この行為は、先の状況がしっかりと把握出来ていなければ出来ません。また常日頃から心がけて習慣付いていないとこの行為は出来ません。皆さんも見習うべきではないでしょうか?
京都では
一般道で先が赤信号等で減速している際、自車両と前の車両との間に殆どスペースが無い所に強引に入ってきたり、追い越し車線から自車両の前に車間距離ギリギリの所に入ってきてブレーキを踏み左折する車両を多く見ます。
特に中・長距離を業務とされている運送会社様はより多くの特性を把握しておく必要があります
この様に各地域によってその地域特有の癖や慣習があります。特に中・長距離を主な業務としている運送会社様は事故を未然に防ぐ為に、ミーティングで各地域の特性をディスカッションしてより多くの慣習を把握しておく必要があります。より多くのドライバーさんが集まって意見を出し合えばより多くの特性を発見する事が出来ます。


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